2017年7月11日、ソウルCOEX展示場307会議室にて「自動車産業におけるグローバル市場の変化とＧＶＣ戦略」というセミナーが開かれました。
韓国の自動車部品メーカーを対象に、現代起亜をはじめとする韓国自動車メーカーの伸び悩みによる売上不振を打破すべく各国の自動車メーカーに入り込むためのセミナーでした。
カナダ・中国・ドイツ・日本から各国の自動車産業の現状と海外拠点、グローバルバリューチェーンについて講演し、日本代表？は私がKOTRA名古屋より依頼を受けてお話をさせていただきました。

私は韓国語は地下鉄の駅名が判別できるぐらいでしかないので、日本語で原稿を作って翻訳してもらいました。
会場に映し出される発表資料も韓国語になっているので、どう翻訳されているのかわからぬままに自分の資料を見ながら発表しました。

発表は私が日本語で話して同時通訳で韓国語にしてもらいましたが、あとでその時の冊子を韓国人の知り合いに日本語にしてもらったら、ちょっとニュアンスが違うと思われるところがたくさんあり、正確に伝わっていたか怪しいですね。
「日本自動車産業の最近の動向と海外生産拠点の調達戦略と提案」という題でということで、内容はみなさん今流行のADAS・自動運転・コネクティッドなどの「１００年に一度のイノベーション」とか「第4次産業革命」を中心に話をされていて、私は発表の順番が最後なので、またかと思われないようにその辺の説明をせずに、日本のケイレツは手強いぞ、でも・・・という話をしました。
資料に書いていない（書けない？）裏話を織り交ぜて、なかなか日本企業に韓国メーカーが参入するのは難しいけれど、昨今の急速な技術革新のドサクサに紛れて食い込める余地はあると話をすると、発表後に名刺交換を求めて10社ぐらいの人が私のところに来ました。
40分緊張して発表したあとだったので、頭が真っ白で英語で話しかけられても単語が出てこなくて、メールちょうだいというのが精一杯でした。
帰国後、韓国企業からメールが来てちょっとずつアドバイスしましたが、この先はアドバイザー契約してくれたらこんなことができるよと返事したら音信不通になりました。情報はタダと思っているのでしょうね。なかなかお財布の口は固いようです。

韓国では以前からPOPカードというSUICAのようなものがあって、コンビニでも使えて便利でした。
最近はカードではなく携帯マスコットのタイプが出てきて、K-POPのアイドルなどのものがコンビニで売ってます。私はLINEのくまさんにしました。

これで終わっちゃつまらないので、いつものごちそうさまシリーズです。
まずはCOEX展示場のホールのレストラン。ブッフェ形式で食べきれないほどの種類。今回はケーキを重点にいただきました。


その日の夜は参鶏湯。韓国ではスイカと参鶏湯が夏バテ防止の定番だそうです。


帰りの空港でソルロンタン。定番のメニューでした。